カティサーク オリジナルを飲みました

スコッチ

今回は、スコッチブレンデッドウイスキーの一つであるカティサークです。酒店に行かなくとも、スーパーでも購入できる入手性の高さと試しやすい価格に惹かれて買ってみました。

創業は1923年。サントリーの山崎蒸留所と同じく、2023年に創業100周年を迎えたようです。私が購入したボトルも、100周年の記念デザインでした。

商品の説明・特徴

公式サイトはこちらより。

最初のページに”カクテルに最適なウイスキー”とあり、ウイスキーカクテルを推している印象です。熟成樽は、アメリカンオーク樽が中心。一部ファーストフィルのシェリー樽も使われているようです。

キーモルト

公式サイトの記述によると、スペイサイドのグレンロセスがキーモルトとの事です。飲んだ事がないので一度飲んでみたいなと思って調べましたが、Amazonの並行輸入品でも12年表記のボトルが8,300円。いきなり買うのはハードルが高いので、バーで見かけたら試してみようと思います。

ウイスキー検定向け知識

  • ブランド権利はエドリントングループが所有
  • カティーサークは、快速帆船カティーサーク号から。別名海の女王。
  • 禁酒法時代のアメリカ人向けに作ったウイスキーで、一貫して着色をしてこなかった。

価格・入手性

価格

近所のスーパーでは、1本税込1,200円程度。非常に試しやすい価格帯です。

入手性

酒専門店に行かなくても、近所のスーパーで売っていました。コンビニで見かけた記憶はありませんが、入手性は非常に良好と言って良いと思います。

飲んでみた感想

ストレート

バニラ系の甘みとレモンのような柑橘感、そこにシナモン?山椒?のようなスパイシーさが印象的です。どちらの味もしつこすぎず、軽くて飲みやすいです。

ロック

冷える事で、バニラの甘味が一気に強くなりました。逆に、ストレートの時に感じたレモンのような柑橘感やスパイシーさは、かなり抑えられたように感じます。

悪くはないのですが、ストレートの方が味の複雑さはあったかな?という印象です。

ハイボール

軽いバニラの甘みを感じる、軽快な味わいのハイボールになりました。口に含んだ瞬間は甘いのですが、口の中で温まると渋い味わいも出てくる感じ。

ただ、どちらもしつこさはありません。食事中に飲んでも食事の邪魔をしない軽い味わいだと思います。夏場には、風呂上がりの一杯として飲むのも良さそうです。

美味しかった飲み方の順番

  1. ハイボール
  2. ストレート
  3. ロック

ハイボールは、爽やかで美味しかったです。個人的には、この価格帯にも関わらずストレートが美味しかったのが意外でした。逆に、ロックは甘味成分だけが残ってしまい、ちょっと物足りなく感じました。

まとめ

常飲しやすい手頃な価格とどこでも購入できる入手性が魅力的なウイスキーでした。味も含めて似たような特徴の製品でパッと思いつくのは、バランタインファイネストでしょうか。ジョニーウォーカーレッドはスモーキーさの有無で毛色が異なりますし、角瓶も味の方向性はある程度似ていますが、味の骨格が角瓶の方が太いイメージです。

と言うわけで、後日バランタインファイネストとは飲み比べをしてみようと思います。

  • 味の満足度:6/10 (個人的には、軽やかなハイボールを飲みたい時に開けたいボトルです)
  • 入手性:9/10 (非常に良好です)
  • また購入したいか:6/10 (同価格帯にも美味しい製品がたくさんあり、それらと比較すると若干決めてに欠く印象でした)

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