カリラ12年 飲んでみた感想

スコッチ

カリラ12年です。先日レビューした、ジョニーウォーカーグリーンラベルの構成原酒の一つです。

SNSでは、あまり飲んでいる人を見かけない(気がするだけ?)カリラ。とはいえ、ウイスキーを取り扱っているバーであれば、ほぼ確実に陳列しています。今回は、そんなカリラについて調べ、飲んでいきたいと思います。結論から言うと、個人的には大好きでした。

商品の説明・特徴

ディアジオジャパンのサイト内には公式ページはありませんでした。ジョニーウォーカーやホワイトホースは独立したブランドページがあったのですが、シングルモルトについては一つのページでサラっと記載されているのみ。サントリーは、ボウモア・ラフロイグいずれも蒸留所の紹介も含めた充実したページがあったので、ここはちょっと物足りなく感じました。

年間の生産能力は、アイラ島の蒸留所の中では最大との事です。また、ラガヴーリン蒸留所と麦芽は同じとの事なので、ラガヴーリンとの飲み比べは面白そうだなと思いました。

キーモルト

シングルモルトですので、キーモルトはありません。ジョニーウォーカーの構成原酒ですので、ジョニーウォーカーの各シリーズには、カリラの原酒が使われていると思われます。

価格と入手製

価格

本記事作成(2025.01)時点で、税込で6,500円前後でしょうか。決して安いとは言えませんが、国産のNVよりはお求めやすいですね。熟成年数を考えたら、だいぶお得とも言えます。

入手性

価格帯が高いこともあり、近所のスーパーでは売っていません。ただ、やまや等の酒販店に行けば、まず間違いなく売っている印象です。Amazon等のネットでも、品切れになっているのを見た事はありません。コンビニでは見掛けませんが、入手性は十分良いと思います。

飲んでみた感想と美味しかった飲み方

ストレート

ピートの香りを最初に強く拾いました。ただ、香りが強すぎてピート一辺倒という感じではありません。海辺で感じるような潮の香りや、トースト・ビスケットのような穀物の香りもあるように感じます。

口に含むと、ジョニーウォーカーブラックでも感じる潮っぽい味とスモーキーさを最初に感じます。ジョニーウォーカーブラックの好きな部分を切り取ってグラスに詰めたような、非常に印象的な味わいです。

キャラメル?レーズン?のような甘味も僅かに感じますが、口当たりは軽いです。ナッツのようなコクはありませんが、それが飲みやすさに繋がっているような気がします。

ロック

冷える事で、口に含んだ瞬間はストレートの時よりピートの要素が強まったように感じます。また、ストレートの時には感じなかったリンゴのような甘味を感じるようになりました。塩キャラメルの味が効いたアップルパイのようなイメージです。

最初のピート成分が強くなったので若干飲みにくくなったかな?と思いましたが、非常に美味しいです。

ハイボール

味はしっかりしているけどウイスキーのボディは軽いので、ハイボールにしても違和感はありません。潮っぽさは少し薄れて、代わりにスモーキーさが強調された感じがします。

食事中に飲むのであれば、燻製したソーセージのような味の傾向が近いものと一緒の方が良い気がします。味がしっかりしたモノに合わせないと、ハイボールに負けてしまいそうです。

甘くないのでデザート感はありませんが、食後に行くバーで1杯目みたいな飲み方は美味しそうですね。とりあえずカリラハイボールを飲みつつ、次に飲む銘柄を物色するような感じでしょうか。

美味しかった飲み方

  1. ストレート
  2. ロック
  3. ハイボール

ストレートとロックは便宜上序列をつけましたが、甲乙つけがたい印象です。ロックの方がクセがあったので、ストレートの方が飲む回数は多そうだなと思いストレートを上位としました。

ハイボールもとても美味しかったのですが、ストレートやロックの方がウイスキーの味を感じられるように思ったので、3番となりました。

まとめ

程よいスモーキーさと口当たりの軽さが、筆者の好みど真ん中でした。ディアジオスペシャルリリースのカリラも、店頭で見掛けたら是非購入したいです。

また、ジョニーウォーカーグリーンとの飲み比べは、早急にやって記事として上げたいと思います。

  • 味の満足度:9/10 (十分に美味しいですが、お値段を無視すればもっと美味しい銘柄もあるという意味で、敢えて満点にはしませんでした。)
  • 入手性:9/10 (酒販店に行けば基本あるはず。ネットでも普通に購入できます)
  • また購入したいか:10/10 (価格に対する味の満足度は文句無し)

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